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薬剤師の国家試験って簡単なの?


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薬剤師試験の合格率が高い理由

薬剤師になるためには、国家試験に合格していることが必要で、その受験資格は薬科大学を卒業していることです 各薬科大学別に国家試験の合格率が発表されており、その数字を見る限り薬剤師は簡単になれるような印象さえ受けますが、その実情はどういうことなのでしょうか。

現在の薬剤師国家試験合格率は、私立大学卒では約80%と高い割合です。 国立の東京大学薬学部はさぞかし高いのかと思いきや、希望する就職先が薬剤師の資格を必要としないところが多いため、約40%にとどまるとみられています。

80%近い卒業生が合格すると聞くと、薬科大学さえ出ていれば簡単な問題しか出題されないのかと誤解されそうですが、難しい問題がしっかり出題されています。 合格率が高い背景には、大学側の思惑が潜んでいるようです。

薬科大学の授業料は、一般的な他の大学に比べて約2倍にも及ぶ高額なものです。 授業料を出す親御さんにしてみれば、せっかく高いお金を支払って子供に通わせるのですから、薬剤師の資格を取得してほしいと願っています。

子供の好きにすればいいという親御さんももちろんいますが、一般論としては資格を身につけてほしいはずです。 そうなると、受験する薬科大学を選ぶときに、より薬剤師国家試験の合格率が高いところを志願することになります。大学サイドからすると、国家試験の合格率を高くすることが、受験志願者を多く集めることにつながります。 成績優秀で不合格になりにくい生徒に受験してもらえば、合格率の数字はアップします。

不合格になる可能性が高い生徒に対し大学サイドが取る対策は、卒業させないことです。 試験の受験資格は、薬科大学を卒業していることです。 国家試験に落ちそうな学生は、自分の大学の卒業生にしなければ、受験にチャレンジすることすらできなくなります。

合格率を比較するだけでは、簡単に薬剤師になれそうだと誤解してしまいかねません。 しかし、国家試験というだけあって簡単ではないことは、承知しておくべきでしょう。

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